HPVワクチンでも激しい羞明やジスキネジアの発症報告がありましたが、新型コロナワクチンでも厚労省に同様の報告が上がっており、 直接相談される方の中にも、ワクチン接種後の持病悪化の話も数件入ってきています。
羞明やジスキネジアは心血管障害等に比べれば、副反応の発症頻度としては低くなりますが、接種人数の多さ、接種回数も複数に及ぶことから、注意喚起ページを設けることにしました。
「コロナワクチン 副反応データベース検索」というサイトがあり、厚労省の副反応報告から 症状別に検索できるようになっています。現時点で2022年6月10日更新分まで掲載されてます。
そこから、羞明とジスキネジアを検索して調べてみました。
羞明報告
ファイザー(医療機関からの報告) 7件
14歳2名、32歳1名、35歳1名、 46歳1名、 49歳1名、 61歳1名。
うち、未回復2名、 不明1名、軽快1名、 回復3名。
眼瞼痙攣や倦怠感、視力低下を伴う症例もあり。
モデルナ(医療機関からの報告)2件
22歳1名 回復、70歳1名 回復不明。
他の症状に比べ、発症率としては低いと思われますが、若い人が多いことが気になります。
次に、ジスキネジアの発症頻度も見ていきます。
ジスキネジア報告
ファイザー(医療機関からの報告)26件
10代5名、 20代3名、 30代6名、 40代2名、 50代3名、 60代1名、 80代6名
モデルナ(医療機関からの報告)5件
18歳1名、20歳1名、21歳1名、24歳1名,78歳1名。 未回復1名、ほかは回復か軽快。
こちらも若い人から高齢者まで、すべての世代にまんべんなく発症しています。
特に10代で6名もの被害者が出ている事が気になります。
今回、当会と関わりの深い「羞明」と「ジスキネジア」で検索をかけてみましたが、他の副反応についても調べられるので、ご興味のある方は検索してみてください。また、より詳しい報告を お知りになりたい方は厚生科学審議会 (予防接種・ワクチン分科会 副反応検討部会)のページをご覧ください。
なお、眼球使用困難症は一般の感染症でも発症する事は多くの方が知ることと思います。
新型コロナウィルスはもちろん、水疱瘡ウィルス等。
よって、 ワクチンもそうですが、感染症そのものも悪化要因となり得ますので努めて免疫力強化にも力を入れてください。
皆様ご自身と大切な人を守るため、 目立たない情報にも積極的にアクセスし、この激変の時代を乗り切っていきましょう!