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日本ベーシックインカム学会に参加しました

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【追記】苫米地英人博士の発表がYouTubeに公開されました!抄録のあとに紹介。また、アプリ・デバイスの視覚障害者向けアクセシビリティ確保の要望にも快諾してくださいました! (2024年3月15日UP)

2022年11月12日に日本ベーシックインカム学会が開催され、オンライン参加しました。チャットでも眼球使用困難症の名前こそ出しませんでしたが制度の谷間難病者が存在する事を書き込みました。
ベーシックインカムについては賛否両論ありますが、私たち制度の谷間難病者が経済的に最悪の事態に陥らないと言う利点があります。竹中平蔵氏の提案した現行の生活保護や年金を廃止しての一律月額7万円の支給には個人的に反対ですが、ベーシックインカムはもっとしっかりと運営すれば難病者のみならず全国民がより幸福に暮らせる可能性を秘めています。
また、眼球使用困難症(PDES)の障害年金が認められる前にベーシックインカムが実現するかもしれません。よって、こちらにも注目していこうと思います。
日本ベーシックインカム学会(注:アクセシビリティ激烈悪いです 苦笑)

その中でも注目していたのが苫米地英人博士の提唱する半減期通過です。
ここに抄録を転載します。

「半減期通貨による信用創造とユニバーサルベーシックインカム」
半減期を通貨に導入することに合わせてユニバーサルベーシックインカム(UBI)に利用す ることを提案する。半減期減少は発行された翌日から開始し、発行された通貨は全て毎日 半減期減少する。通貨が流通しても半減期減少は続く。従って、受け取った金額も翌日か ら半減期減少する。半減期通貨を UBI に導入することで半減期減少カーブが金利よりきっ ければ消費にまわり貯蓄に回ることはない。また、円やドルなどの法貨との交換や金融商 品の購入は禁止する。
更に提案する半減期デジタル通貨 UBI の方式では、月額 20 万円などの一定額を国民一 人一人のウォレットに中央銀行が毎月直接信用創造する。その上で半減期減少分を全ての ウォレットから中央銀行に自動送金する。これにより信用創造総額の半分が毎年中央銀行 に戻る。月額20万円ならば毎年国民1億人のウォレットに240 兆円発生し、120 兆円(2年 目以降 180 兆円+a)が中央銀行に戻る。これを通常円に変換して国庫に入れれば一般会計 を毎年賄え、形式上無税国家となる。半減期減少分を実体として税であるとみることも出 来る。使えば税で取られない感覚で当然消費は上がる。
技術的には現状のブロックチェーンで実装可能であり、更に安全性と効率性の高い単調 性アルゴリズムも提案している。また、現状のブロックチェーン技術下においても、現在 検討されている日銀 CBDC プラットフォームなどに半減期減少を導入することは容易であ る。更に、半減期通貨を情報価値の交換に利用する例として”知識通貨”の実装実運用も紹介する。

学会発表版 半減期通貨による信用創造とユニバーサルベーシックインカム(苫米地英人博士)

関連動画 短編版

日本におけるベーシックインカム導入案 Dr.苫米地 2021年3月15日
半減期通貨によるユニバーサルベーシックインカムの提案 Dr.苫米地 (2021年7月12日)
Dr 苫米地 知識本位制半減期通貨で全世界に高等教育を!

関連書籍

「デジタル・ベーシックインカムで日本は無税国家になる!」 苫米地英人

ブルシット・ジョブ クソどうでもいい仕事の理論 デヴィッド・グレーバー
こちらはサピエ図書館に点字データであります。
科学技術が進歩した現在において「雇用のための雇用」「社会の役に立つわけでもない雇用」も増えている。そして社会に必須の仕事が何故か低賃金であったりその逆もあるおかしな現代社会…。その問題を解消すべくブルシットジョブを減らして人類の総労働量を減らすことはできないのか? を問うた「するどいツッコミ本」。

本文ここまで

 

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