2026年7月7日、若倉雅登先生がご逝去されました。
若倉雅登先生(神経眼科医・井上眼科名誉院長)は、2017年に眼球使用困難症(PDES)という概念を提唱され、現行制度では十分な支援を受けられない、制度の谷間に置かれた視覚障害者に長年寄り添い続けてくださいました。
私立川くるみは、2015年に始まった私自身の障害年金裁判をきっかけに先生とご縁をいただき、その後の眼球使用困難症(PDES)の活動でもご一緒させていただきました。ご逝去の直前まで、眼球使用困難症(PDES)の名称についてメールでやり取りを交わし、またZoomでの打ち合わせも重ねておりました。
あまりにも突然のことで、いまだ実感が湧きません。この12年間の先生とのさまざまな思い出が、今も次々とよみがえってきます。
私が今日まで活動を続けてこられたのは、若倉先生が眼瞼けいれん、そして眼球使用困難症(PDES)の患者救済の必要性を誰よりも強く訴え続けてくださったからです。
先生が築き上げられた礎を受け継ぎ、私たちPDES当事者も、眼球使用困難症(PDES)への社会的な理解と支援がさらに広がるよう、これからも力を尽くしてまいります。
若倉先生、長年にわたり私たち患者のためにご尽力いただき、本当にありがとうございました。
心より感謝申し上げますとともに、先生のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
2026年7月10日
立川くるみ
